広島大学大学院統合生命科学研究科数理生命科学プログラム
"Chemistry on Self-Organization" Laboratory
生命体は、心臓の鼓動や概日性で見られるように「リズム」を刻んだり、特徴的な「パターン(形や模様)」を形成しながら生命活動を営んでいます。
このようなリズムやパターンを自発的に形成する現象を「自己組織化」といい、生命現象にとって重要な役割を担っています。
本研究室では、「自己組織化」に関する現象を科学的に解明する研究や、生物に学ぶモデル実験系を構築する研究を行っています。
「生命とは何か?」を研究テーマにするとき様々な生命現象や研究方法があります。これらの中で本研究室では、時空間発展する「自己組織化現象」をターゲットにして、「非平衡開放系の観点」から解明する研究を行っています。
「磁気科学」では、現代の社会⽣活における環境因子である磁気,光,重力が生体反応や光化学反応に及ぼす影響,物質の磁気配向による組織化,そして, それらの磁気無重力・過重力の影響の観察とその原理の解明が⽬的です。