ZF

ZFNの基本構造

  1. ZFNで利用されるC2H2型のジンクフィンガーは、2つのβシートと1つのαヘリックスからなる。認識ヘリックスの部分で特異的な塩基を認識・結合する。
  2. ZFNは、DNA認識・結合ドメインのジンクフィンガーにDNA切断ドメインのFokⅠを連結した人工制限酵素である。ジンクフィンガーの連結体はジンクフィンガーアレイとよばれる。ZFNは一組で働き、FokⅠの部分が二量体を形成して、二本鎖DNA切断 (DSB) を誘導する。

裳華房:ゲノム編集の基本原理と応用(山本 卓 著)より引用