DNA認識モジュール
A-1. DNA結合型PPRによるゲノム編集の実用化

エディットフォース株式会社・八木 祐介
editforce.jp

技術概要

[PCT/JP2014/061329; 九大&広大]

純国産DNA結合モジュール

  • 1モチーフ:1塩基結合
  • 認識する塩基のプログラムが可能
  • DNaseと融合することで、ゲノム編集ツールとして利用することが期待される

成果

配列特異的なDNA結合タンパク質の作製手法の確立

標的配列特異的に結合する人工PPRタンパク質の作製方法確立

ゲノム編集の実証

動物培養細胞内で標的特異的なDNA切断の検出に成功

概要

  • 35アミノ酸からなる蛋白質モチーフが繰り返しているタンパク質
  • 35アミノ酸で、1つのDNA塩基と結合可能
  • どの塩基と結合するかプログラム可能
  • 配列特異的なDNA結合蛋白質の作成が可能
  • DNaseと融合し細胞で発現させることで、標的遺伝子などのノックダウンを行うゲノム編集が可能

他技術との比較

  • 現行のZincFinger, TALE, CRISPRシステムと全く異なるDNA結合分子(基本特許有)
  • 純国産技術

実用に向けた課題

  • 有用性の実証(実用植物に適用)
  • 実用化に適した改良

提供できる技術

  • ゲノム編集技術